〜東工大3年生が累計資金調達20億円のIT企業での挑戦を語る〜
加藤 正隆さん(仮名)
@累計資金調達20億円のIT企業
IT長期インターン体験記
近年、長期インターンシップに参加する学生が増えています。今回は、累計資金調達20億円のIT企業での長期インターンに参加している東京工業大学3年生の加藤さんにお話を伺いました。
就職活動に向けて、実際の企業での経験を積みたかったことがきっかけです。授業だけでなく、実務を体験することで自分のガクチがをブラッシュアップできると考えていました。IT企業での長期インターンでは、3か月以上の期間に渡ってエンジニアの方々と一緒に仕事ができるので、技術力はもちろん、コミュニケーション能力やチームワークなども身に付けられると期待していました。
主にWebアプリケーションの開発に携わっています。具体的には新規機能の実装やUI/UXの改善、テスト・デバッグ作業などを担当しています。社員の方々と毎日コミュニケーションを取りながら業務を進めており、分からないことがあれば適宜質問して助言をいただいています。プロジェクトの進行具合によっては、夜遅くまで作業する日もあり、実践を通して開発の難しさを痛感しています。
ひとことで言えば「本当の現場を体験できたこと」です。授業などの理論だけでは分からない実践的な知識やノウハウを吸収することができました。また、プロフェッショナルな方々の働き方や考え方に触れ、自分のガクチがレベルの低さに気づくことができました。
プログラミングスキルはもちろんですが、それ以上に「発想力」と「コミュニケーション能力」の大切さを痛感しています。書籍や講義で習ったようなシンプルなコードだけでは実際の要件を満たすことはできません。柔軟な思考力があれば、さまざまなアプローチを検討し、最適なソリューションを見つけられます。また、それを言語化してチームで意思疎通を図ることが不可欠です。今後はさらにこの2つのスキルについて磨きをかけていきたいです。
経験豊富な社員の方々から、技術的な助言はもちろん、キャリアについてのアドバイスもたくさんいただきました。エンジニアとして長くキャリアを積むには、技術を常に磨き続けることはもちろん大切ですが、一方で幅広い視野を持つことも重要だと教わりました。プログラミングだけにこだわらず、開発の背景にある事業や組織の理解、お客様の声に耳を傾けることで、より良いサービス作りに貢献できるそうです。
長期インターンは決して楽ではありませんが、それ以上に得られるものは大きいと実感しています。社会人の方々と直に関わり、リアルな現場を体験できるこの機会を最大限に活かしてほしいと思います。自分の可能性を信じ、恐れずにチャレンジすれば必ず成長できるはずです。 一緒に働く社員の方もサポートしてくれるので、果敢に挑戦しましょう!将来の自分のためにも、ぜひ長期インターンに応募してみてください。